設立の目的 本会は、日中両国の平和的発展を前提に、両国の団体・個人を問わず、様々な人々の活動を促進し各々の個性・能力を最大限に発揮することの出来るプラットフォームを構築いたします。 |
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交流事業 日中両国の歴史、文化、教育、佛教、学術、技術の各方面から最新動向を把握し、情報提供を行い友好交流事業を更なる成長と発展へと展開して行きます。 リンク 中国文化センター |
![]() 「敦煌市政府訪日代表団 友好都市鎌倉市・奈良県庁表敬訪問」 理事長 志賀建華 日時:鎌倉市2025年8月4日〜5日 奈良県8月6日 今回、敦煌市代表団 酒泉市委常務委員・敦煌市長 王彦群他3名が友好姉妹都市である鎌倉市役所訪れ、松尾崇鎌倉市長を表敬訪問しました。 敦煌市と鎌倉市は歴史都市・文化都市として、1998年9月28日に友好都市の締結を交わして以来、長年にわたり市民交流を始め様々な友好交流活動を今日まで継続してきました。 敦煌市代表団さらに8月6日奈良県庁を訪れ、山下真奈良県知事を表敬訪問。両県市の共通の特徴である文化財や観光分野を中心に、今後の交流について意見交換を行ないました。 |
![]() 「中日友好の黄金の絆―鑑真と唐招提寺がつなぐ1300年の縁」 理事長 志賀建華 期日:2025年8月 8月上旬、敦煌市党委員会の王彦群書記が率いる中国敦煌市政府訪日代表団と当会理事長志賀は、奈良の唐招提寺を訪問いたしました。その際、第88代長老・西山明彦長老のご厚意により、長老自らのご案内のもと、寺内の各所を拝観させていただくという大変貴重な機会に恵まれました。 拝観の中で、長老より多くの歴史的エピソードを伺いました。特に印象深かったのが、1978(昭和53)年10月に中国のケ小平・国家副主席(当時)が唐招提寺を訪問された際の話です。 ケ副主席は、鑑真和上の墓所に丁重に参拝されました。当時、墓所の参道は、のべ石の無い道でしたが、ケ氏は石を敷くために中国から石材を寄贈すると申し出られました。最初は社交辞令と思われましたが、約1年後、本当に石材が届けられ、寺に寄贈されたとのことです。現在ではその石が、参道はもとより、墓所を囲む八角形の石垣にも使用されています。 仏教は古来より、中日友好の「黄金の絆」として、文化・信仰・精神の交流を支えてきました。こうした絆を現代に伝える取り組みとして、西山長老は数年前より、鑑真和上を顕彰するために150枚の袈裟を製作され、鑑真ゆかりの地・揚州の大明寺をはじめ、中国各地の寺院に寄贈されています。 袈裟には、「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁(山川異域なれど、風月同天。諸仏の子に寄せて、共に来縁を結ばん)」という詩が込められています。これは、鑑真が来日を決意するきっかけとなったと伝えられる言葉であり、鑑真の伝記『唐大和上東征伝』にも記されています。 そして、西山長老は本訪問から二週間後に、長年の憧れであった敦煌を訪問される予定であり、その際、最後に残された3枚の袈裟を敦煌の寺院に寄贈されるとのことです。この活動は、1300年にわたる遣唐使の歴史と仏教を通じた中日友好の象徴的な実践として、大きな意義を持っています。 |
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